ひろふみのエクセル知恵袋
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★Excelが苦手な方は、以下の順番で学習していただけましたらと思います。
【0からの学習編 ~セル理解編~ 計算式理解編~ 現場の実務編~】
現場の実務編

【現場の実務編18】小計と合計の計算ミスを防ぐ関数(SUBTOTAL関数)追加データが合計に入ってない、また、過剰に合計されている事ってありませんか?

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・小計と総計の計算ミスを防ぐ方法

・SUBTOTAL関数の使い方

練習用サンプルデータ(ダウンロード)
※シートは練習用と成果物(解答)の2種類あります。閲覧したい方はダウンロードして下さい。

合計を求める際に、切りの良い所で、小計を入れ、最後に全体の合計を計算することがあると思います。そういった場合、一番に思い浮かぶ関数は、SUM関数だと思います。

SUM関数を使うと、全体の合計を計算する時に、各小計セルを1つ1つ選択しないといけません。また、過剰にセルを選択するミスをしてしまう場合もあり、手間がかかる割にコスパがよくありません。そういった時に、手間の少ないSUBTOTAL関数の使い方をご紹介します。

(練習で実施する小計と合計の自動計算の完成図)

 ※beforeの状態を、afterの状態まで仕上げる過程を説明します。
 例題は、小計と上期合計の計算を、SUBTOTAL関数を使って計算する問題です。

 練習サンプルデータは、ダウンロードファイルのシート「練習用」となります。

‘【1】SUM関数の現状確認(ご参考)

※サンプルは、シート「ご参考(SUM)」を参照ください。

上記の、この手間を省略することができる関数が、SUBTOTAL関数です。

【2】SUBTOTAL関数の公式解説

SUBTOTAL関数の公式

=SUBTOTAL(集計方法,範囲1,範囲2・・・・)

‘(1)公式の「集計方法」は、以下の表より選択し入力

 合計以外に様々の集計が可能です。SUM関数の場合は、非表示したセルも計算対象となります。SUBTOTAL関数を使うと、フィルター機能を使って、表示しているものだけを計算させ、表示させることが可能です。

(例)合計を計算したい場合は、「集計方法」に9か109を入力

 9は、非表示したセルも合計して計算する時に入力

 109は、非表示したセルは合計に含めない時に入力

計算したい事

集計方法

非表示セルの値
を含めて計算

非表示セルの値
を無視して計算

平均

1

101

数値の個数

2

102

データの個数

3

103

最大値

4

104

最小値

5

105

積算

6

106

不偏標準偏差

7

107

標本標準偏差

8

108

合計

9

109

不偏分散

10

110

標本分散

11

111

‘(2)公式の「範囲」指定

SUBTOTAL関数を使って合計を計算した場合、合計を求めるセル範囲を指定します。

範囲内にSUBTOTAL関数を含むセルがある場合は、無視して計算されます。

その為、2重計算される心配がなくなります。

【2】SUBTOTAL関数の使い方

‘①セルC6の小計に「=SUBTOTAL(9,B3:B5)」を入力します。

集計方法は、非表示セルの値も含めて合計を指定する「9」を入力

範囲は、合計する範囲を指定します。「B3:B5」を入力

‘②セルB10も同様に小計を求めます。

‘③セルB11の上期合計を求めます。

(POINT)

上期合計は、全体範囲「B3からB10」を指定しても、その中にある小計は合計されません。SUBTOTALを含むセルは、合計に含まれないのが、SUBTOTAL関数の最大の特徴です。

SUBTOTAL関数の注意点

集計するデータを、あらかじめ、集計したい単位で、並び替えしておくことです。支店の塊で集計したい。また、上期の塊で集計したい。など用途は様々あると思いますが、集計したい単位で、まず、並び替えを意識しておく必要があります。

‘【3】集計の便利機能の紹介(小計欄を作るのが面倒な方向け)

支店単位に小計を計算したい場合は、「支店」列の昇順で並び替えましょう。

※サンプルデータはシート「ご参考(機能)」となります。

●もし並び順の指定がある場合は、ユーザー設定リストを使って指定しましょう。合わせて、ユーザー設定リスト並び替え

‘①支店の列のどこかのでもよいので、支店名の入ったセルを選択します。
「昇順」ボタンをクリックします。

‘②どこかの支店名をクリックし、データタブの小計をクリックしてください。

‘③すると「集計の設定」のダイアログボックスが起動されます。

以下の設定を選択して、OKをクリック。

〇グループ基準

支店単位で集計したいので「支店」を選択します。

〇集計の方法

合計の集計をしたいので「合計」を選択します。

〇集計するフィールド

売上の合計を計算したいので「売上」にチェックを入れます。

‘④すると、支店単位で、集計行が追加されました。

そして、最終行は総計が追加されています。

‘⑤アウトラインの切り替えをしてみましょう。

左側に表示されたアウトラインは、「―」をクリックすると、グループが折りたたみ、「+」をクリックすると、展開されます。

〇「―」と「+」を使って表示したい項目を自由に設定できます。

〇「1」「2」「3」のボタンについては、

‘「1」をクリックすると総計のみ

‘「2」をクリックすると小計と総計

‘「3」をクリックすると全部展開

ピボットテーブルの機能も使い勝手が良いで、合わせて検討してみてはいかがでしょう。

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【4】まとめ

SUBTOTAL関数を使う時は、事前に集計したいグループで並び替えておきましょう。

また、小計欄を求めたい箇所がたくさんあり、時間もない場合は、アウトラインの機能を検討してみましょう。ピボットテーブルも集計する際、あっという間に集計できますので、試してみてください。

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