・四半期単位で売上を集計する方法
・CHOOSE&MONTH&SUMIFS関数の使いこなす
練習用サンプルデータ(ダウンロード)
※シートは練習用と成果物(解答)の2種類あります。閲覧したい方はダウンロードして下さい。
会社の会計管理で、1年間を3か月ごとの4回に分けた単位で管理していることがあります。例えば、決算月3月の会社の場合は、会計のスタートは4月となり、第1四半期を(4月~6月)、第2四半期(7月~9月)第3四半期(10月~12月)第4四半期(1月~3月)で会計を管理したりします。それぞれの四半期ごとの計算は、CHOOSE関数、MONTH関数、SUMIFS関数を使うと算出することができます。
(練習で実施する「四半期単位で集計」の完成図)
練習サンプルデータは、ダウンロードファイルのシート「練習用」となります。
例題は、日時売上データから、四半期ごとの売上合計をF列に集計する問題です。
※四半期は4月はじまりとします。


【1】CHOOSE、MONTH、SUMIFS関数の公式
※サンプルデータは、シート「練習用」になります。
‘(1)CHOOSE関数
CHOOSE関数は、インデックスで指定した数字に対応する値を返す関数です。
インデックスは、1から順番に、1、2、3、4、5、・・254個まで指定できます。インデックスが1なら値1を返す。2なら値2を返す。3なら値3を返す。という仕組みで作られています。この仕組みを使って、売上日から第1四半期~第4四半期の、1から4を求めることができます。

‘(2)MONTH関数
MONTH関数は、シリアル値に日付を指定すると、「月」の数字のみを抽出することができる関数です。

‘(3)SUMIFS関数
SUMIFS関数は、複数の条件すべてに合っていたら合計する関数です。単発条件でも利用可能です。

【2】CHOOSE、MONTH、SUMIFS関数の活用
まずは、A列の日付から、MONTH関数を使って「月」を求めます。その月から第〇四半期の「〇」の箇所(1~4)を、CHOOSE関数を使って調べB列に表示します。
その後に、SUMIFS関数を使って、E列の1~4に一致する分の売上を合計する。
‘①セルB3を選択します。数式「=CHOOSE(MONTH(A3),4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3)」を入力します。すると、「1」の値が返ってきます。※「1」=第1四半期

(’❶の数式の解説)
まず、前提条件の整理、B列に表示したいことの整理をします。
〇四半期が4月はじまりの場合は、それぞれの四半期(1~4)は以下になります。
4月~6月が第1四半期→B列に「1」を表示
7月~9月が第2四半期→B列に「2」を表示
10月~12月が第3四半期→B列に「3」を表示
1月~3月が第4四半期→B列に「4」を表示

この上記のように、MONTH関数で月を算出し、その月の数字が、CHOOSE関数の中で、どの第〇四半期になるかを計算しています。
〇CHOOSE関数の中に入っている数字「4,4,4,1,1,1,2,2,2,3,3,3」のイメージが付きにくい方は、以下を参照ください。
日付データの月によって、〇四半期の数字が何になるかを考えましょう。

※会計スタートは4月から順番にいくので、1月~3月は、第4四半期の為「4」
‘②では、残りのセルも同じように計算しましょう。セルB3を選択します。
セルの右隅の下にマウスを合わせると「+」マークが表示されます。

‘③「十」マークをダブルクリックし、オートフィルを実行します。
これでB3の数式が下にコピーされました。

‘③次は、F列に、年月ごとの売上合計を計算したいと思います。
セルF3を選択しましょう。そして数式「=SUMIFS($C$3:$C$14,$B$3:$B$14,E3)」を入力します。すると、「263000」の数字が返ってきます。

●SUMIFS関数を使って、E列の第〇四半期(1~4)の数字と一致するものが、B列の指定範囲にあれば、その範囲の売上金額を合計します。

‘④残りのセルも同じように計算しましょう。セルF3を選択します。
セルの右隅の下にマウスを合わせると「+」マークが表示されます。

‘⑤「十」マークをダブルクリックし、オートフィルを実行します。
すると、F3をコピーした数式が下にも反映します。

【3】まとめ
CHOOSE関数とMONTH関数を組み合わせると第〇四半期を調べる際、簡単に計算できます。IF関数を使って計算するといった方法もあるかと思いますが、条件式が長くなり面倒であるため、CHOOSE関数を使って計算するほうが楽だと思います。CHOOSE関数は【現場の実務編20】でアンケートを題材にしても取り扱ったので、よかったら閲覧ください。






